(3841) 自食作用の蛋白質, 全身に脂質送る働き2020/05/05 01:31

東京大学の水島 昇教授らは, 米マサチューセッツ州立大学のチャオ・ヤン博士らと共同で, 細胞内の蛋白質を分解する現象 「オートファジー (自食作用)」 に必要な特定の蛋白質が, コレステロールや中性脂肪と言った脂質の運搬に関わっている事を発見している.

脂質異常症や心筋梗塞, 脳梗塞の仕組みを解明する手懸りになると言う.

ご承知の様に, コレステロールや中性脂肪と言った脂質は, ホルモンや細胞膜の材料として使われている.

肝臓や腸の細胞内の小胞体という場所で作られ, 水に溶け易い複合体になって全身に運ばれている.

その過程はこれまでよく判っていなかったと言う.

水島教授らは, 小胞体の膜にあり, オートファジーに必要な蛋白質 (VMP1) を調べた.

熱帯魚のゼブラフィッシュでこの蛋白質を働かない様にすると, 受精後 9 日という幼い段階で死んでしまった.

腸管や肝臓で作られた中性脂肪などが搬出されず, 溜まったままになっていた為と判った.

マウスでの実験でも, 血中のコレステロールの濃度が低下するなどの変化がみられた.

研究チームは, VMP1 が小胞体の働きや形の維持に深く関わり, 脂質を全身に送り出す初期の段階で働いている, と考えていると言う.

オートファジーは東京工業大学の大隅 良典栄誉教授が飢餓になった酵母で発見しており, 植物や動物にも共通する現象で, 2016 年のノーベル賞受賞の対象になっている.

Have a nice holiday!
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