(3855) インフルエンザ 細胞が増殖防御2020/05/19 01:02

東京大学の一戸 猛志准教授らは, インフルエンザウイルスに感染した細胞が, ウイルスの増殖を抑える仕組みの一端を明らかにしたと言う.

感染によって, 細胞の DNA を認識して, 細胞がウイルスの増殖を抑える遺伝子などを働かせていたのである.

ワクチンの効果を高める手法などの開発に繫がる由.

細胞には, 外から入ってきた DNA や, RNA を認識するセンサー機能を持つ分子が存在している.

RNA を持つインフルエンザウイルスが細胞に感染すると, 細胞内で RNA を認識するセンサー分子だけが働くと考えられてきた.

更に, 最近の研究で, DNA のセンサーも働く事が分ってきた.

然し, 詳しい仕組みは不明だったと言う.

研究グループは, インフルエンザウイルスに感染した細胞内で普段は存在しないミトコンドリア由来の DNA がある事に注目.

マウスの実験などで, 感染するとミトコンドリアが DNA を放出する事を突き止めた. この DNA を細胞がセンサーで認識して, 増殖を抑える遺伝子を働かせるなどしていたのである.

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