(3904) コロナ薬候補発見, 「富岳」 利用で2020/07/07 02:17

京都大学の奥野 恭史教授らは, 世界最高の計算速度を誇る理化学研究所のスーパーコンピューター 「富岳」 を用い, 新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補となる物質を "数十種類" 発見した, と発表している.

細胞内でウイルスの増殖を妨げる可能性があり, 今後は, 細胞を使った実験などで効果を確認する方針と言う.

理研副プログラムディレクターを務める奥野教授らは, 富岳の高い計算力を使い, 既存の薬剤 2000 種類以上を対象にシミュレーション (模擬実験) を実施した.

ウイルスの増殖に関係する蛋白質にくっつき, その働きを妨げる効果がどの程度あるかを調べた.

この結果, 治療薬として有望だと考えられる数十種類を絞り込む事が出来た.

この中には, 新型コロナ向けに世界で臨床試験 (治験) が進む薬剤が 12 種含まれていた.

何れも寄生虫を駆除する薬の 「ニクロサミド」 や 「ニタゾキサニド」 などで, ニタゾキサニドは既に米国やメキシコで治験が進行中と言う.

また, 日本の製薬会社が特許を持っている物質も, シミュレーションではよい結果が出たとの事.

奥野教授は 「富岳の計算でリストアップした中に, 治験が進行中の薬剤が含まれていた事は, 計算が正しい事を示唆している」 とコメントしている.

今後は細胞を使った実験で, 薬剤の効果を詳しく調査, 製薬会社や研究者と協力し, 臨床研究や治験についても検討する考えと言う.

富岳はスパコンの計算速度を競う世界ランキング 「トップ 500」 で 6 月に首位となっている.

2011 年に首位だった 「京」 が 1 年懸かる計算を数日で出来る能力を有している.

当初, 21 年から運用する予定だったが, 新型コロナ研究の為に今年 4 月に前倒しで試験的に使い始めているとの事.

先日, 山中先生が TV で語っていたが, iPS を使えば, コロナ薬の薬効を迅速に検証出来る様だ.

日本発の技術 「iPS と富岳」を組み合わせて, 一刻も早く治療薬を世界に送り出して欲しい.

Have a nice day!
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