(3943) 体内のウイルスが鬱病に影響か!2020/08/15 02:09

東京慈恵会医科大学の近藤 一博教授らは, 人の体内に潜んでいるウイルスが鬱病の発症に関わる事を発見したと言う.

体が疲れると唾液中で増え, 鼻の奥にある脳の一部に達し, 特定の蛋白質をつくる. 発症にこの蛋白質が影響しているとみている.

鬱病の発症には, 環境などの他, 遺伝子が関係しているとの説もあるが詳細は解明されていない.

研究チームは, 人の唾液の中や匂いの情報を伝える脳の嗅球などで見付かる 「ヒトヘルペスウイルス 6」 に注目したと言う.

マウスを使った実験で, ウイルスの嗅球での働きを調べた処, ウイルスの遺伝子から出来た蛋白質が, 細胞死やストレスを招き, 鬱状態を示す行動に繫がった事が判明した.

鬱病の患者の約 8 割で, 血中にウイルスの蛋白質に結合する抗体が確認されているが, 通常の人は約 2 割だった事も確認されている.

今後は, 診断法への応用や, 発症のメカニズムの解明を目指して行くと言う.

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