(3951) 筋ジス発症に関与する蛋白質を特定2020/08/23 01:45

東北大学の青木 正志教授らは, 筋ジストロフィーの発症に関わる蛋白質の特定に成功したと言う.

マウスの実験では, この蛋白質の働きを既存の糖尿病治療薬などで活発にすると, 病気に伴う筋力の低下が収まった. 治療薬の実現に繫がる成果との由.

筋ジストロフィーは筋肉細胞にある蛋白質 「ジスフェルリン」 が欠損して起こる疾患とされる.

筋肉組織を修復する機能が失われ, 徐々に体が動かせなくなってしまうのであるが, 詳細な発症メカニズムは分っておらず, 根本的な治療法がない.

研究チームはジスフェルリンの表面に結合する物質を網羅的に調べ, 蛋白質 「AMPK」 が筋肉の傷付いた場所に集まり, 修復を促す機能がある事を発見した.

遺伝子を操作してジスフェルリンのないマウスに糖尿病薬 「メトホルミン」 を与えると, AMPK が活発に働き, 傷付いた箇所の修復が進んだ.

この仕組みを応用した創薬が期待出来ると言う.

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