(4035) 植物の栄養管, 酵素で役割分担2020/11/15 01:44

植物で栄養を運ぶ管では 2 種類の細胞が働いているが, 役割分担を決める仕組みの一端を神戸大学の近藤 侑貴准教授らが東京大学や理化学研究所と共同で解明したと言う.

「GSK3」 という酵素が細胞の運命を決めていたのである.

研究チームは, 管の機能を職種に見立てて, 「細胞の職業選択を決めるスイッチを発見した」 とコメントしている.

植物の全身を巡る管は 「維管束」 と呼び, 水を運ぶ 「木部」 と, 栄養分を通す 「師部」 がある.

今回は師部の成り立ちを調べている.

師部にある 2 種類の細胞は同じ 1 つの細胞から出来ているが, 研究チームは一方の細胞が出来た時に光る様に細工して観察した.

様々な条件を探った処, GSK3 という酵素の働きを抑えると, 片方の細胞が増える事が判明した.

細胞の遺伝子を詳しく調べると, GSK3 が細胞の運命を切り替える "スイッチ" として機能していたと言う.

片方の細胞しか出来ないと管が栄養を上手く運べない事から, バランスを保っていると考えられる由.

Have a nice weekend!
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