(4043) 家族性アルツハイマー病, サルで再現2020/11/23 01:31

滋賀医大の研究チームは, 特定の家系に患者が集中する 「家族性アルツハイマー病」 に特徴的な遺伝子変異があるカニクイザルを誕生させ, 原因蛋白質が過剰に出来ている事を確認した, と発表している.

今後, 実際に認知症の様な症状が出るか如何か検証して行くと言う.

現在, 研究で使われるマウスやラットは, 脳で起きる変化が人間とは異なる部分があり, 依馬 正次教授は 「より人に近い動物で病態を再現できれば, 治療薬の開発に繫がる」 とコメントしている.

けれども, サルはライフサイクルが長く, 実験に時間が掛かる難点がある.

アルツハイマー病では, アミロイドβ と言う蛋白質が脳に溜まる.

チームはこの蛋白質の原料を作る APP 遺伝子に変異を起こしたものを, サルの卵子に入れて受精卵を作り, 6 頭を誕生させた.

うち 2 頭の脳で, アミロイドβ が増えている事が確認できたと言う.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (秋映え)

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