(4164) 幹細胞から卵子, 必須遺伝子を特定2021/03/24 02:12

九州大学の林 克彦教授らの研究グループは, 卵子を作る為に必要な遺伝子をマウスの実験で特定したと言う.

iPS 細胞や ES 細胞に 8 つの遺伝子を入れて, 卵子に似た細胞を短期間で大量に作る事に成功したのである.

不妊治療などの研究に役立つという.

幹細胞から卵子のもとになる細胞に変る際に働く遺伝子を網羅的に解析した.

「転写因子」 という他の遺伝子を働かせる司令塔の遺伝子を 4 - 8 つ注入すると, 幹細胞が卵子に似た細胞に変った.

これまでは成長に必要な物質を加えるなどして, 幹細胞から卵子を作っており, 数百個を作るのに約 3 週間懸っていたとの事.

然し, 遺伝子を注入する手法ならば, 5 日間で数万 - 数十万個を作れるという.

但し, 新手法は通常の卵子よりも染色体の数が 2 倍ある事などから, 成長が途中で止まってしまう為, 今後の課題としている由.

尚, 成果は英科学誌 『ネイチャー』 に掲載されている.

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