(5651) カシューナッツ, 食品表示義務に : アレルギー発症増加 ― 2025/04/21 02:59

アレルギー表示を義務付ける食品として, 消費者庁は 2025 年度中にカシューナッツを新たに追加する.
ピスタチオについては表示を推奨する.
近年, 健康志向の高まりを背景に木の実類の消費量が伸びる一方で, アレルギーの発症例が増加. 重症化するケースも出ている為, 消費者や事業者に注意を促す.
同庁は, 食物アレルギー症状を引き起すリスクの高い食材を 「特定原材料」 に指定し, これを含む加工食品については食品ラベルなどへの表示を義務付けている.
現在, 対象となっているのは小麦やエビ, 蕎麦, 卵など計 8 品目. 25 年度中に食品表示基準を改正し, カシューナッツを加える.
23 年の食物アレルギーの健康被害調査によると、約 6000 症例の内, 木の実類が原因だったのは全体の 24.6% を占め, 鶏卵 (26.7%) に次いで 2 番目に多かった.
木の実類の内訳をみると, 胡桃が 916 例で最も多く, カシューナッツ (279 例), マカダミアナッツ (69 例), ピスタチオ (50 例) と続いた.
特にカシューナッツは 20 年の前回調査から 6 割増と顕著な変化が見られた上, アナフィラキシーショックや意識障害などの重篤なケースも 37 件あったと言う.
50 件の症例が確認されたピスタチオも前回調査の 2.2 倍と大幅に増えた. 「特定原材料に準ずるもの」 としてアレルギー表示を推奨する品目に新たに加える.
木の実類のアレルギー表示を巡っては, これまでにも 23 年に胡桃が特定原材料に指定された他, 24 年にはマカダミアナッツが推奨品目に追加された.
背景にあるのは, 健康志向の高まりに伴う消費量の拡大だ. ナッツを使った菓子や食品の人気が高まっており, 23 年の胡桃の輸入量は 11 年比で 8 割増の 1 万 8000 トンだった. カシューナッツは約 1 万 3600 トンに倍増した.
アレルギー被害を減らすには, 消費者に向けた正確な情報提供が欠かせない. 消費者庁は表示の誤りなどによる商品の自主回収を届け出るよう事業者側に義務付けている.
同庁によると, 21 年 6 月の届け出制度開始以降, アレルギー表示に関する回収は 2821 件 (24 年 10 月時点) あり, 全体の半数超を占めた.
最も多かったのが 「ラベルの貼り間違い」 で 1835 件. 次いで 「ラベルの誤入力・入力漏れ, 印字機の不具合」 (317 件), 「使用原材料の間違い」 (200 件) だった.
同庁は 「アレルギーは, 人によって非常に重篤な影響を及ぼす可能性がある. 事業者はラベル表示を厳しくチェックして欲しい」 と注意を呼び掛ける.
消費者に対しても, 外食時は自身のアレルギー情報を予め店側に伝えておくと言った対策が望ましいとしている.
Have a nice day!
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ピスタチオについては表示を推奨する.
近年, 健康志向の高まりを背景に木の実類の消費量が伸びる一方で, アレルギーの発症例が増加. 重症化するケースも出ている為, 消費者や事業者に注意を促す.
同庁は, 食物アレルギー症状を引き起すリスクの高い食材を 「特定原材料」 に指定し, これを含む加工食品については食品ラベルなどへの表示を義務付けている.
現在, 対象となっているのは小麦やエビ, 蕎麦, 卵など計 8 品目. 25 年度中に食品表示基準を改正し, カシューナッツを加える.
23 年の食物アレルギーの健康被害調査によると、約 6000 症例の内, 木の実類が原因だったのは全体の 24.6% を占め, 鶏卵 (26.7%) に次いで 2 番目に多かった.
木の実類の内訳をみると, 胡桃が 916 例で最も多く, カシューナッツ (279 例), マカダミアナッツ (69 例), ピスタチオ (50 例) と続いた.
特にカシューナッツは 20 年の前回調査から 6 割増と顕著な変化が見られた上, アナフィラキシーショックや意識障害などの重篤なケースも 37 件あったと言う.
50 件の症例が確認されたピスタチオも前回調査の 2.2 倍と大幅に増えた. 「特定原材料に準ずるもの」 としてアレルギー表示を推奨する品目に新たに加える.
木の実類のアレルギー表示を巡っては, これまでにも 23 年に胡桃が特定原材料に指定された他, 24 年にはマカダミアナッツが推奨品目に追加された.
背景にあるのは, 健康志向の高まりに伴う消費量の拡大だ. ナッツを使った菓子や食品の人気が高まっており, 23 年の胡桃の輸入量は 11 年比で 8 割増の 1 万 8000 トンだった. カシューナッツは約 1 万 3600 トンに倍増した.
アレルギー被害を減らすには, 消費者に向けた正確な情報提供が欠かせない. 消費者庁は表示の誤りなどによる商品の自主回収を届け出るよう事業者側に義務付けている.
同庁によると, 21 年 6 月の届け出制度開始以降, アレルギー表示に関する回収は 2821 件 (24 年 10 月時点) あり, 全体の半数超を占めた.
最も多かったのが 「ラベルの貼り間違い」 で 1835 件. 次いで 「ラベルの誤入力・入力漏れ, 印字機の不具合」 (317 件), 「使用原材料の間違い」 (200 件) だった.
同庁は 「アレルギーは, 人によって非常に重篤な影響を及ぼす可能性がある. 事業者はラベル表示を厳しくチェックして欲しい」 と注意を呼び掛ける.
消費者に対しても, 外食時は自身のアレルギー情報を予め店側に伝えておくと言った対策が望ましいとしている.
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