(5965) 致死率 4 - 7 割のニパウイルス, アジアで警戒強まる2026/03/01 01:29

致死率の高いニパウイルスの感染者がインドの西ベンガル州で複数確認されアジア各国で警戒感が強まっている.

2001 年以降, インドなどでは, 何度も感染者が報告されている.

既にタイなどでは入国時の検査など対策に乗り出している他, 日本でも外務省が在留邦人や渡航者に注意を呼び掛けている.

ニパウイルスは動物とヒトに感染する 「人獣共通感染症」 の一つだ. 自然界では熱帯雨林などに生息するオオコウモリがウイルスを持つ. ブタや犬, 馬, ヤギなどにも感染する.

感染した動物との接触や, 感染動物の尿などに汚染された果物などが体内に入ると人も感染する恐れがある.

またウイルスに感染した患者の唾液や血液, 排泄物が体内に入ると, 人から人へ感染が広がる事もある. これまでの処, 日本での感染報告はないが注意が必要だ.

症状は幅広い. ウイルスに感染して 4 - 14 日後に発熱や頭痛, 筋肉痛, 嘔吐が起る. その後, 意識障害などが起り, 重症化すると急性脳炎を発症する事がある.

致死率は 4 - 7 割とされ危険性は高い.

感染の有無を調べるには PCR 法などを使った遺伝子検査, 体内の抗体の状況を調べる検査が必要となる.

ただ, 現時点でニパウイルスに対する治療薬やワクチンはない. 世界保健機関 (WHO) は緊急事態の為にワクチンの研究開発が優先されるべき疾患の一つにニパウイルスを入れている.

ニパウイルスが見付かったのは, 今から約 30 年前. 1998 年にマレーシアの養豚農家で発生した集団感染で初めて確認された.

99 年にはマレーシアからブタを輸入したシンガポールでも集団感染の報告があり, 99 年までに養豚関係者を中心に 265 人が感染し, うち 105 人が死亡したとされる.

最初にウイルスが特定された患者の出身地であるニパと言う地域がウイルスの名前の由来となった.

2001 年以降はインドやバングラデシュでも感染者が複数回報告されている.

ウイルスを持ったコウモリの尿などが付いた果実から人が感染し, 更に人から人に感染したと考えられている.

インドでは 01 年と 07 年に西ベンガル州で集団感染が起き, 近年では南西部ケララ州で感染が相次ぐ.

Have a nice weekend!
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