(6194) 熊本地震が影響, 猫の行動に変化 ― 2026/10/18 02:25

犬や猫の健康管理サービスを手掛ける RABO (ラボ, 東京・渋谷) は熊本地震前後の猫の行動データを分析した.

食事や水飲み, 睡眠, 毛繕いなどの行動に変化が見られ, 地震の影響が 1 週間以上続いた可能性があると言う.

ラボが販売する首輪型端末 「Catlog (キャトログ)」 はセンサーで食事や睡眠、水飲みなどの行動データを収集し, 人工知能 (AI) で健康状態を分析するが, 利用する猫は累計 6 万匹を超える.

今回の分析では, 熊本県内の約 170 匹の猫のデータを抽出し, 本震 2 週間後までの行動について, 本震前の 1 週間の平均値と比較した.

食事回数は本震当日に地震前と比べ 16.9% 減り, 水飲み回数も 13.4% 減少した. 地震による混乱や断水, 避難行動などで通常通りの給餌や給水が難しくなった事や, ストレス反応で摂食や飲水が減った可能性があると言う.

纏まった睡眠の回数は本震当日に 11.5% 減少した一方, 短時間の睡眠回数は本震翌日に 16.5% 増加した. 睡眠していないものの殆ど動かない 「寛ぐ」 時間も, 本震当日から翌日に掛けて 2 割超増えた.

ラボは 「頻発する余震で睡眠が妨げられ, 細切れの睡眠が増えた可能性がある」 と分析している.

毛づくろい時間は本震当日に 22% 減少したが, その後は平常時を 1 割以上上回る状態が数日続いた. 歩いたり走ったりする時間は本震翌日に 23% 増加した.

余震によるストレスや恐怖から, 自らを落ち着かせ様とする行動や警戒行動が続いた可能性があると言う.

食事や睡眠が回復した後も, 毛づくろいや歩行などの行動変化が 1 週間以上続いた事から, ラボは 「発災前後の健康状態を継続的に見守る事が大切だ」 としている.

Have a nice weekend!
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