(5267) 胃酸抑制剤の長期服用, 胃癌発症リスク上昇!2024/04/02 01:50

東京大学と朝日生命成人病研究所は, 胃酸の分泌を抑える薬の一種を長期に亘って服用すると, 胃癌発症のリスクが高まる, との研究成果を纏めている.

この薬は 「逆流性食道炎」 などの消化器症状の治療に用いられており, 適正な服用期間の判断に役立つ成果となる.

研究グループが調べたのは 「カリウムイオン競合型アシッドブロッカー (P-CAB)」 と呼ばれる胃酸分泌抑制剤で, 従来の薬より胃酸分泌を抑える効果が強い.

国内患者 1100 万人分の診療データから, 胃癌の主要原因であるピロリ菌を除菌した約 5 万 4 千人を抽出し, P-CAB などを服用した患者の胃癌発症リスクを調べた.

胃癌リスクと関連しないとされる別の抑制剤の服用患者と比べると, P-CAB 服用患者は胃癌発症リスクが高かった.

また, 服用期間が長く、用量が多い程, リスクが上昇する事も示された.

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