(5410) 患者の不安, AI がケア - 岡山大開発, 病院で初の実用化2024/08/23 02:34

癌など命に関わる病気と闘う患者の不安な気持ちに何時でも寄り添える様にと, 人工知能 (AI) が会話相手となる 「メンタルケアサポートシステム」 を岡山大の研究チームが開発したと言う.

同大病院が 6 月から導入しており, 他にも東北大病院などで採用. 病院での実用化は全国初との由.

入院患者の利用を想定し, 通信アプリ LINE を使って 24 時間遣り取りが出来る.

会話の相手は, 友達の様に話せる小中学生向けと, 言葉遣いが丁寧な高校生以上向けの 2 パターンを設定.

医療行為に関わる発言はせず, 患者の不安や孤独に寄り添う返答をする様プログラムされている.

例えば, 患者が 「治療が上手く行くか不安」 と送ると 「それはとても自然な気持ち」 と肯定. 「治療について具体的に心配な事はありますか?」 と会話が続く.

岡山大の長谷井 嬢准教授 (整形外科) が, 骨や筋肉などに出来る骨軟部肉腫と言う希少癌の患者を長年診察した経験から着想し開発したと言う.

若者に患者が多く, 長谷井准教授が担当したのも 10 代が大半. 不安が強くなる夜間や医療スタッフが対応し辛い休日, 人に話し難い悩みなどを 「自分のタイミングで話せる事が重要」 と考えた.

「AI だからこそ話せる事もある」 と言い, 会話の内容は医療スタッフにも共有しない.

病状などに関わる会話内容があった場合, プライバシーを守りながらどの様に医療スタッフへ共有出来るかと言った課題は残るが, 「人と AI が連携し, より良い治療を提供出来る様にしたい」 と意欲を示している.

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