健康小話

通所介護 (ﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽ) 施設向けの業務支援ｿﾌﾄを手掛ける Rehab for JAPAN (ﾘﾊﾌﾞﾌｫｰｼﾞｬﾊﾟﾝ, 東京･千代田) は, ﾍﾞﾝﾁｬｰｷｬﾋﾟﾀﾙ (VC) などを引受先とする第三者割当増資で 11 億円を調達したと言う.

施設に通う高齢者らの体調や身体機能の変化を人工知能 (AI) で予測する機能を開発し, 8 月にｿﾌﾄへの実装を目指す.

4 月には施設利用者の運動量やﾊﾞﾗﾝｽ感覚などをｸﾗｳﾄﾞで管理するｻｰﾋﾞｽを開始する.

これで蓄積したﾃﾞｰﾀを AI で分析し, 歩行能力や認知機能が低下する可能性を職員に提示する.

ﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽの日常的な業務を見直し, 重症化や怪我の防止に繫げる.

ﾘﾊﾌﾞのｿﾌﾄは, 施設利用者の健康情報や身体機能などを入力すると, 自動でﾘﾊﾋﾞﾘ計画を作成する.

経験豊富な職員が担っていた作成業務を効率化できる点が受け, 導入実績は約 1400 事業所に上ると言う.

現状では, 計画は 3 ｶ月毎に更新し, それに合わせて健康情報や身体機能などを入力するのが一般的だ.

今後は介護情報を機動的に活用出来る様にする. 使い勝手を高め, 2024 年までに導入実績で 6000 事業所以上を目指している.

身体機能の低下は, 適切なﾘﾊﾋﾞﾘを行う事で相当程度改善を図る事が可能である.

然し, 介護に携る職員は "ｹｱ" に追われ, ”ﾘﾊﾋﾞﾘ" の時間を充分に取れていないのが実情の様である.

理学療法書や我々 「あんま･ﾏｯｻｰｼﾞ師」 の活躍の場をもっと拡げて行く様な施策が求められているのであるが...

本日のｶｯﾄ写真 : 下平 宏氏ﾌｫﾄｷﾞｬﾗﾘｰから (ﾐｻｺﾞ, ﾍﾗﾌﾞﾅ捕獲)

Have a nice weekend!
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