(4879) 脳腫瘍を AI 解析 - 検出精度 3 割向上2023/03/11 01:12

米インテルは, 人工知能 (AI) の新たな活用により, 脳腫瘍の検出精度を従来より 3 割高めた, と日経が報じている.

世界 71 の医療機関などと連携した上で, データを特定の場所に集めず分散した状態で AI に学習させる 「連合学習」 と呼ばれる先端技術を採り入れた.

患者のプライバシーやセキュリティーに配慮しつつ, 希少な悪性脳腫瘍の治療に役立つ.

他の疾病の診断や治療でも適用が広がりそうだ.

米ペンシルベニア大学との共同研究により, 脳腫瘍の検出精度を 33% 高めた. 腫瘍と正常な組織の境界が判断し易くなり, 手術の確実性が改善する.

インテルのジェイソン・マーティン主席エンジニアは, 日本経済新聞の取材に 「精度の高い予測が出来れば (必要な) 患者をより早く治療でき, 医師も正確な手術の計画策定が可能になる」 と述べている.

精度向上に寄与したのはプライバシー保護を重視した 「連合学習」 と呼ぶ AI の先端技術と言う.

データを分散した状態で AI に学習させ, その結果を持ち寄る形で性能改善に繫げる.

データを外部に晒す必要がない為, 医療など秘匿性の高い情報を扱う分野で高い効果が期待されている.

インテルの研究では世界 71 の医療機関などと連携したと言う.

脳腫瘍でも, 特に悪性度が高い 「膠芽腫 (コウガシュ)」 を対象に, 患者約 6300 人の画像データ 370 万枚を活用した.

膠芽腫は希少な癌で, 従来は大量のデータを利用するのが難しかった.

医療分野での連合学習の本格活用は珍しく, 他の癌や希少な疾病の研究に広く応用出来る可能性がある.

AI を癌の検出などに活用する取り組みは世界で進められている.

日本では患者数が多い大腸, 肺, 胃の癌に加え, 富士通が生存率の低い膵臓癌の早期発見に向けた技術を開発するなど, 治療の難しい癌に適用する取り組みが盛んになっている.

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