(4335) 「ミュー型」 ウイルスに警戒! WHO が指定2021/09/11 01:32

新型コロナウイルスの変異が続いている.

世界保健機関 (WHO) は警戒レベルが上から 2 番目の 「注目すべき変異型 (VOI)」 に南米の一部で広がる 「ミュー型」 を加えた.

世界各地で猛威を振るうインド型 (デルタ型) などの 「懸念される変異型 (VOC)」 と合わせて, 警戒対象の変異ウイルスは 9 種となった.

感染力や病原性の変化に注意が必要だ.

ミュー型は 1 月にコロンビアで初めて見付かっており, 南米の他, 欧州でも大規模な集団感染を起こした事例があるという.

8 月 29 日時点で 39 カ国から 4500 件以上の 「ミュー型」 のゲノム解析結果が報告されている.

厚生労働省は, 空港検疫で 6 月と 7 月に 「ミュー型」 を 2 例確認していたと発表している.

2 人はそれぞれアラブ首長国連邦 (UAE) と英国から到着し, 無症状だったという.

」ミュー型」 の変異について WHO は 「免疫逃避の性質を持つ可能性が「ある」 としている.

表面にある突起状のスパイク蛋白質に 「N501Y」 「E484K」 と呼ばれる変異がある.

警戒レベルが最高の VOC に指定され, 免疫が効き難い南アフリカ型 (ベータ型), ブラジル型 (ガンマ型) も持つ変異と言う.

未だ予備的な研究にとどまるが, ワクチンを接種した人や感染から回復した人の血液を使った実験で, 「ミュー型」 に対し, 抗体の効き目が下がるという結果が出ていて, WHO は 「更に研究が必要」 と指摘している.

世界全体では, ゲノム解析された症例の中で 「ミュー型」 の比率は下がっており, 現在 0.1% を下回る.

だがコロンビア (39%) とエクアドル (13%) の様に, 一貫して増加している国もある.

WHO は地域的な広がりを警戒し 「状況変化を監視する必要がある」 としている.

通常, 感染力が強いウイルスが勢力を広げて他は淘汰されるが, 「ミュー型」 は感染力が強い "デルタ型と同時に流行している" 点が懸念されている.

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