健康小話

岩手県久慈市にある約 9000 万年前の白亜紀後期の地層から, 現在の形態に近い 「ﾊﾟﾗﾘｹﾞｰﾀｰ 科」 のﾜﾆの化石が見付かったと, 久慈琥珀博物館や早稲田大などのﾁｰﾑが発表している.

歯の傷を詳細に分析した処, ｶﾒや恐竜を食べていた可能性があると言う.

早稲田大の平山 廉教授 (古生物学) は 「化石からﾜﾆの分類を詳しく特定出来たのは珍しい. 餌は体格などから推定されていたが, 歯の傷での検討は世界初で画期的だ」 と語っている.

歯の化石は 2017 年に開かれた発掘体験ｲﾍﾞﾝﾄで, 当時小学生だった甲府市の高校 1 年, 大矢 一心さんが発見した. この日の記者会見で大矢さんは 「見付けた化石を持ち帰れず不機嫌だったが, 大きな成果に関わる事が出来たと知って光栄だ」 と笑顔で話した.

ﾁｰﾑは約 60 点の歯や背骨などの化石を調査. 全長約 3 ﾒｰﾄﾙの中型のﾜﾆと見られる.

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