(4224) 「間葉系幹細胞」 作用のメカニズム2021/05/23 01:44

神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センターの田口 明彦研究部長らは, 再生医療などに使われる 「間葉系幹細胞」 の体内での詳しい作用メカニズムを突き止めたと言う.

血管の細胞にくっついて炎症を抑えていた事が判明したのである.

新型コロナウイルスに感染した人は体内で炎症が起きており, 研究成果を新型コロナの治療にも役立てたい意向と言う.

間葉系幹細胞は骨や軟骨, 脂肪などの細胞の素になる. 炎症を抑える作用も知られているが, 仕組みは未解明だったのである.

研究チームは, 実験で, 体内で過剰に活発化した血管内皮細胞に間葉系幹細胞がくっつき, エネルギー源のブドウ糖を奪い取る現象がある, と突き止めた.

血管の細胞は働きが落ち, 炎症が治まると言う.

研究チームは新型コロナで重症になった患者向けに, 間葉系幹細胞を使った治療法を検討しており, 今年度中の臨床試験 (治験) の開始を目指している.

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