(4206) 膵臓癌の細胞, 発病前に転移も!2021/05/05 02:48

名古屋大学の江畑 智希教授と山口 淳平病院講師らは, 膵臓癌の細胞が, 癌になる前から肝臓や肺に転移している事実を発見している.

慢性膵炎を起こしている人などで, 癌を防ぐ技術に繫がる可能性があると言う.

膵臓癌は 5 年生存率が約 10% と低く, 転移する前に発見し, 早期に治療する方法が求められている.

研究グループは, 膵臓癌になる前の細胞を持つマウスと, 癌細胞があるマウスで, それぞれの細胞に印を付けて観察した.

その結果, 癌になる前の細胞は, 癌細胞よりも数倍多く血液中から見付かり, 肝臓や肺にも存在していた事を確認したのである.

然し, 膵臓から肝臓や肺に転移して来た細胞を顕微鏡で調べると, 健康な細胞と見た目は同じだった.

現在の検査では転移した細胞を検出出来ないと言う.

研究グループは 「隠れ転移があるとは思わなかった」 とコメントしている.

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