健康小話

京都大学 iPS 細胞研究所 (CiRA) の池谷 真准教授らは, 筋肉や靱帯などに骨が出来てしまう難病 「進行性骨化性線維異形成症」 の仕組みの一端を解明したと言う

患者由来の iPS 細胞を用いて調べた結果, 「BMP9」 と呼ばれる蛋白質の働きによって, 骨になる異常細胞の増殖が過剰に促される事が分った.

病気を再現したﾏｳｽを対象に遺伝子操作や抗体などを使って BMP9 の働きを抑えた処, 細胞増殖が軽減され, 異常な骨の量を約 8 割減らせた.

治療薬の開発に役立つ可能性がある.

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