(5040) コロナ新派生型 「エリス」, 米で拡大 : 感染力強く, 入院 1 万人2023/08/19 02:35

米国で, 新型コロナウイルスのオミクロン型から派生した変異ウイルス 「EG・5 (通称エリス)」 の感染が拡大している, と日経が報じている.

米疾病対策センター (CDC) によると, 8 月 5 日までの 1 週間のコロナ入院患者数は約 1 万人で前週比 14% 増だった.

4 月下旬以来の多さで, 米政府が 5 月にコロナ流行に伴う非常事態宣言を解除する前の水準に逆戻りした形となっている.

入院患者数は年初をピークに減少傾向が続いていたが, 6 月半ばを境にまた少しずつ増加している.

エリスが感染全体に占める割合は 5 月下旬の 1% 程度から, 8 月上旬には約 2 割まで増えた.

重症化リスクハ低いとされるが, 感染力が強い. 専門家は手洗いなど基本的な対策の強化を呼び掛けている.

世界保健機関 (WHO) は 9 日, エリスを 「注目すべき変異ウイルス (VOI)」 に指定した.

感染力の高さを懸念事項とする. 一方で, 他の変異ウイルスと比べた重症化リスクは特に確認されておらず, 現時点で 「他の VOI 指定の変異ウイルスと同じく, 公衆衛生への危険は低い」 と分析している.

米国では 5 月に非常事態宣言が解除されて以降, 自宅などで検査をする人が減った. 州によっては感染状況の報告の仕組みも異なる為, 正確な感染者数の把握は難しい.

コロナワクチン大手の米ファイザーとモデルナは 「XBB」 と呼ばれるオミクロン派生型に対応する新しいワクチンを開発し, 日本でも 7 月に承認を申請している.

エリスは XBB からの派生型で, 新しいワクチンが有効とされる. WHO のテドロス事務局長もエリス拡大を受け, 各国に感染実態の把握とワクチン接種の継続を呼び掛けた.

米国では早ければ 9 月にも, 新ワクチンの提供が始まる見通しだ.

ただ直近で重症化の例が減っている事などから, 米国人の間ではコロナ感染への警戒が薄く, 追加接種の普及を疑問視する見方も強い.

米東部ニューヨーク市では, 高齢者などに接種を呼び掛けるキャンペーンを 9 月に立ち上げる方針だが, 追加接種の普及には自治体などの取り組みが鍵を握りそうだ.

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