(3404) ビタミン D が肝臓癌を抑制2019/06/02 04:02

国立がん研究センターは, 血液中のビタミン D の濃度が高いと肝臓癌になるリスクが低下する, との調査結果を発表している.

ビタミン D は魚や卵などの食べ物から摂る以外に, 日光に当ると皮膚でも合成される.

同センターの山地 太樹室長は 「適切な食事と日光浴が, 癌のリスク低減に役立つ」 とコメントしている.

研究チームは 1990 年頃に健康診断で血液を採取した全国の 40 - 69 歳の男女約 3 万 4000 人を, 2009 年まで追跡調査した.

この間に様々な癌を発症した人と, 癌にならなかった人の一部について血液中のビタミン D 濃度を調べ, 4 グループに分類し, 濃度と癌との関連を解析した.

臓器別でみると, 肝臓癌で差が見付かった.

濃度が最も高いグループの発症リスクは, 最も低いグループの約半分だったのである.

癌全体でみても, 濃度が最も低いグループに比べ, 他の 3 グループは癌のリスクが 19 - 25% 低かった.

然し, 一定の濃度以上ではリスクが下げ止まっていたと言う.

一方, 欧米人を中心にした同様の調査では大腸癌のリスクが下がっていた.

山地室長は 「人種の違いなどが要因になっている可能性もある」 とコメントしている.

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