(4005) コロナ再感染, 「集団免疫」に疑問符!!! ― 2020/10/16 02:00
米ネバダ大の研究チームが, 米西部ネバダ州の 25 歳男性が新型コロナウイルスに “再感染” した, と発表した事を 14 日のマスコミ各社が報じている.
米国での再感染の確認は初めてで, 再感染が生じたとされる国・地域は世界で 5 例目と言う.
人口の大部分が感染して免疫を得る 「集団免疫」 戦略に疑問符が付いた格好だ.
また, ワクチンの開発を世界中で鎬を鎬を削っているが, ワクチン接種も万全ではないと懸念される処である.
研究結果を纏めた論文は 12 日, 英医学誌ランセット (電子版) に掲載されている.
男性は 4 月中旬の新型コロナの検査で陽性と判定され, その後の 2 度の検査では陰性だった.
処が, 5 月末に不調を訴え, 6 月上旬に再び陽性の結果が出た.
研究チームが 1 回目と 2 回目の陽性時のウイルスを比較した処, 異なる系統の遺伝子を持つウイルスに感染していた.
ネバダ大のマーク・パンドリ博士は 「最初の感染が必ずしもその後の再感染から身を守る訳ではない可能性がある」 と指摘している.
また, 論文は 2 度目の感染がより “重症化” する傾向にも言及している.
ネバダ州の事例では 1 回目は喉の痛み, 咳, 頭痛, 吐き気や下痢など軽度の症状だった.
一方, 2 度目は息切れを伴う低酸素症となり, 入院と酸素吸入を必要とした. 重症化の理由は明らかになっていない.
論文によれば, 新型コロナから回復後, 再びウイルスに感染したとみられる症例は香港, オランダ, ベルギー, エクアドルでも報告されている.
医師団の診たてなど無視して, 強引に退院したと考えられるトランプ大統領は, コロナを “克服” したと吹聴し, マスクも着用せず, 大勢の支持者を前に選挙活動を強行している.
パリでは夜間外出が再禁止されたが, 米国でも感染の勢いを増している地域が増加傾向を示している.
にも拘わらず, トランプ大統領の言動は "無謀" と言うか, 私には "狂気の沙汰" としか映らない.
また, そのトランプ大統領を熱狂的に支持している米国民が相当数存在している事実にも, 複雑な想いを抱かざるを得ないのである.
Have a nice day!
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・この 「健康小話」 のブログは, はり・きゅう・マッサージ トミイ
(http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html)
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・なお, 診療予約時, 「このブログを読んだ」 と言って戴いた患者さんは, 初診料が半額となります.
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(E-Mail : tadashi.fukutomi@jcom.zaq.ne.jp)
・English speaking clients are welcomed!
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・学割適用始めました.
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人口の大部分が感染して免疫を得る 「集団免疫」 戦略に疑問符が付いた格好だ.
また, ワクチンの開発を世界中で鎬を鎬を削っているが, ワクチン接種も万全ではないと懸念される処である.
研究結果を纏めた論文は 12 日, 英医学誌ランセット (電子版) に掲載されている.
男性は 4 月中旬の新型コロナの検査で陽性と判定され, その後の 2 度の検査では陰性だった.
処が, 5 月末に不調を訴え, 6 月上旬に再び陽性の結果が出た.
研究チームが 1 回目と 2 回目の陽性時のウイルスを比較した処, 異なる系統の遺伝子を持つウイルスに感染していた.
ネバダ大のマーク・パンドリ博士は 「最初の感染が必ずしもその後の再感染から身を守る訳ではない可能性がある」 と指摘している.
また, 論文は 2 度目の感染がより “重症化” する傾向にも言及している.
ネバダ州の事例では 1 回目は喉の痛み, 咳, 頭痛, 吐き気や下痢など軽度の症状だった.
一方, 2 度目は息切れを伴う低酸素症となり, 入院と酸素吸入を必要とした. 重症化の理由は明らかになっていない.
論文によれば, 新型コロナから回復後, 再びウイルスに感染したとみられる症例は香港, オランダ, ベルギー, エクアドルでも報告されている.
医師団の診たてなど無視して, 強引に退院したと考えられるトランプ大統領は, コロナを “克服” したと吹聴し, マスクも着用せず, 大勢の支持者を前に選挙活動を強行している.
パリでは夜間外出が再禁止されたが, 米国でも感染の勢いを増している地域が増加傾向を示している.
にも拘わらず, トランプ大統領の言動は "無謀" と言うか, 私には "狂気の沙汰" としか映らない.
また, そのトランプ大統領を熱狂的に支持している米国民が相当数存在している事実にも, 複雑な想いを抱かざるを得ないのである.
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