(4050) 食や運動習慣, 改善に無関心 3 - 4 割!2020/11/30 01:40

食習慣・運動習慣について, 改善への関心やその意向がない人は、20 歳以上の男女の 3 - 4 割に上る事が厚生労働省の国民健康・栄養調査で判明している.

仕事や家事などで忙しいとの理由が多かったが, 「面倒くさい」 との回答も目立っている.

厚労省は, 食習慣と運動習慣の改善に関する質問で (1) 「関心がない」 (2) 「関心はあるが改善する心算はない」 と答えた人を広義の 「健康無関心層」 と捉え、対策を検討しているという.

食習慣改善の意思に関しては, 男性で (1) 16.5% (2) 24.6%. 女性で (1) 10.7% (2) 25.0%.

また, 運動習慣改善の意思については, 男性で (1) 13.9% (2) 23.9%. 女性で (1) 11.1% (2) 26.3% であった.

健康な食習慣の定着の妨げになる点を複数回答で尋ねると, 「特にない」 が 35.3% で最多. 「仕事 (家事・育児など) が忙しくて時間がない」 27.5%, 「面倒くさい」 25.3% と続いている.

運動習慣の定着の妨げになる点では 「仕事 (家事・育児など) が忙しくて時間がない」 が 38.1% で最多となっている.

「既に改善に取り組んでいる (6 カ月以上)」 と答えた人は, 食習慣・運動習慣とも年齢が上がるほど増加する傾向があった.

国民健康・栄養調査は無作為抽出した約 4500 世帯を対象とし, 約 2800 世帯から回答を得たと言う.

運動に関する調査では, 運動習慣がある人は男性 33.4%, 女性 25.1% で, 近年, 女性の運動離れが目立っている.

喫煙の調査も実施しており, 喫煙者の割合は全体で 16.7%, 男女別では男性 27.1%, 女性 7.6% で減少傾向にある.

対策が進む受動喫煙の機会に関しては, 飲食店が 29.6% で前年の 36.9% から更に減少している.

何れにせよ, 人間は身体を動かす様に出来ている.

例えば, 料理をしている時であっても, 両脚で爪先立ちを繰り返したり, 工夫次第で身体を動かす事は可能である.

健康は自分で守らなかったら, 誰も守ってくれない. 毎日, 少しずつでもチャレンジしてみる事が大事である.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (夕日に染まる)

Have a nice day!
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