(2553) アルツハイマー病, 原因物質の構造変化を確認2017/02/21 02:45

アルツハイマー病を引き起こすとされる蛋白質 「アミロイドベータ」 が脳内で寄り集まる際, 螺旋状から直線状などに線維構造が途中で変化する事を, 金沢大などの研究チームが初めて確認, 発表している.

アルツハイマー病はアミロイドベータが集まって線維になり, 脳内に 「老人斑」 と呼ばれる蓄積物が出来る事が主な原因とされる.

線維構造の違いは病状や進行の速さに影響するといい, アルツハイマー病の治療や予防法の開発に繋がる成果と言う.

金沢大の山田 正仁教授 (神経内科学) らのチームは, アミロイドベータを人工的に作製. 高精細で分子の動きを捉える 「原子間力顕微鏡」 を使って, 溶液を満たした試験管の中で線維化する過程をビデオ撮影して解析している.

線維には数種類の形状があり, 従来は, 蛋白質が集まり始めた時点で形状が定まる, と思われていた.

今回の研究で, 塩化カリウムの溶液では途中で形状変化する事が多く, 塩化ナトリウムでは変化が少なかったと言う.

Have a nice day!
--------------------------------------------------------
・この 「健康小話」 のブログは, はり・きゅう・マッサージ トミイ
(http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html)
の院長のブログです.
・鍼・灸・マッサージ・按摩・指圧を初め, 広く, 東洋医学や健康, 人としての生き方等に関して, 日頃感じている事を書いて行きます.
・なお, 診療予約時, 「このブログを読んだ」 と言って戴いた患者さんは, 初診料が半額となります.
・往診も承っております.
・心や身体に関する悩み事など, 何でもお気軽にご相談ください.
(E-Mail : tadashi.fukutomi@jcom.zaq.ne.jp)
・English speaking clients are welcomed!
・Premium Healing Oil Massage is available!
・学割適用始めました.

コメント

トラックバック