(2612) 免疫ほぼ働かないサル2017/04/21 02:43

実験動物中央研究所 (川崎市) と慶応義塾大学などは, 「ゲノム編集」 と呼ぶ最新の遺伝子改変技術を活用し, 免疫がほぼ働かないサルを誕生させる事に成功している.

マウスより人に近い霊長類で作製出来た事で, 生まれつき免疫の働きが不十分な病気の仕組みの解明や治療法開発などに役立つと期待している由.

ゲノム編集は狙った遺伝子の働きを効率よく変える事が出来る技術である.

研究チームは, コモンマーモセットと呼ぶ小型サルの受精卵で, 免疫に関わる遺伝子を破壊して働かない様にした上で, 子宮に移植したと言う.

250 個の受精卵から 9 匹を誕生させる事に成功している.

サルの血液を調べると免疫細胞である白血球が大幅に減っていたと言う.

これらのサルは, 感染症などに罹り易いヒトの 「先天性免疫不全症」 とよく似た病状を示したのである.

クリーンルームの中で 4 匹が 1 年以上生きていると言う.

Have a nice day!
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