(4522) 認知症をスマホで検知 : 音声を AI 解析2022/03/18 01:35

電子部品を手懸ける SMK と国立循環器病研究センター (大阪府吹田市) は, 30 秒間の音声データから認知症の可能性を判定できる人工知能 (AI) の開発に取り組むと言う.

認知症は医師が時間を掛けて判定しているが, 簡易に調べられる仕組みを開発し, 症状の早期発見に繋げるのが狙い.

開発を加速し, 2023 年度の実用化を目指す.

スマートフォンやパソコンに向って 30 秒間話すと, 声の高低などから認知症の疑いを判別出来る技術を研究・開発する.

ウェブ会議や家族間の会話からも調べられる様にして, 病院などでの本格的な診断を補助したり, 消費者が簡単に使ったり出来る仕組みを構築する.

研究・開発は, 音声分析を手懸ける米新興企業カナリースピーチとも共同で進め, 同社のアルゴリズム (計算手法) を活用する.

カナリー社は自社技術が診断手法として認められる様に, 米食品医薬品局 (FDA) に対する承認申請手続きを始めていると言う.

今後, SMK などは高齢者 3000 人超から日本語の音声データを収集し, AI に学習させる作業を進め, 認知症の可能性を識別できる精度を 80% とする目標と言う.

音声データの分析では, 国立循環器病研究センターの知見を活用する.

電子部品を手懸ける SMK は心拍データを測定する生体センサーなどヘルスケア事業を今後の成長分野と決めて技術開発を進めており, 今回の取り組みもその一環と位置付けている.

認知症の他, 鬱病なども音声から分析出来るとしており, 研究・開発を進めている.

手軽な検査手段として, 早期発見に繫がる技術を確立したいる考えと言う.

本日のカット写真 : 下平 宏氏フォトギャラリーから (大白鳥 44 羽)

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