曻地 三郎 著 『100 歳時代を生きぬく力』 (東洋経済新報社) から (3)2012/08/16 02:11

さて, 前置きが長くなってしまったが, 表題の本は, 実に刺激的な本である.

見出しだけでも, その雰囲気を味わう事が出来ると思うので, 以下に紹介したい.

・私の青春は 95 歳から始まった. 99 歳までは助走で 100 歳からが本番.
・100 歳になったのをきっかけに, 世界一周講演活動を始めた. 以来, 4 年連続世界一周をしている.
・趣味は講演. 3 年先までスケジュールが埋まっている.
・「余生」 というが, 人生に余りはない.
・「老感」 を持つのはやめよう. 自分を老人と考えてグチを言ったり、引き籠ったりしない.
・「病感」 を持つな. 病感が本当に病気を呼ぶ. 「老醜」 も晒さない. 寧ろ 「老麗」 にする.
・医師に 「30 代の脳」 と診断された. 脳は 50 代, 60 代からでも甦る.
・足腰よりも脳を鍛えよ. 特に語学は最高の健康法.
・外国語で書く日記が頭脳を若く保つ.
・良い寝具を選ぶ.

氏がもともとスーパーマンの様な超人ならいざ知らず, 幼少期は病弱であったし, 大人になってからは酒やたばこを嗜んでこられたと言う.

100 歳を迎えた人をセンテリアンと言い, 聖マリアンナ大学病院の日野原 重明理事長や, 100 歳でマラソンを完走した英国の男性など, 本ブログでは折に触れ, その活躍ぶりと長寿の秘訣を紹介して来た.

曻地氏もまた, 彼らに劣らず, "超" のつく, 飛び切りのスーパーマンである事は間違いない.

「50, 60 は洟垂れ小僧」 と言う言葉があるが, この本を読むと, 正直, そんな気持ちになって, 精神が昂揚してくるから不思議である.

昇地氏によれば, 長生きの秘訣は 「小食」 であり, 「一口で 30 回は噛む」 事だと断言している.

彼の人生は, 細く長く, ではない. 太く, 長く, そして豪快そのものである.

それを支えているのが, 「心身の健康」 なのである.

Have a nice day!
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