「冷え症」 への対応 (1)2012/08/22 03:20

1) 「冷え症」 と 「低体温症」
冷え症とは, 身体の特定の部位が冷えてしまい, なかなか温まらない状態を指す. 「冷え性」 とも言う.

東洋医学では, 身体の冷えを単なる体質ではなく, 「未病 (= 病気ではないが, 健康でもない状態)」 として捉えており, 「冷え症」 と表記する.

一方, 「低体温症」 とは, 平均体温が低い状態を意味し, 広義の 「冷え症」 と言える.

冬の雪山で遭難し, 身体が 36 ℃ 以下の低体温になり, 凍死してしまう場合などがこれに当る.

「冷え症」 も 「低体温症」 も, 何れも身体が冷える事が原因で様々な症状を惹き起す事が多いので注意が必要なのである.

例えば, 血流の悪化, 肌荒れや吹き出物, 肩凝り, 眩暈や頭痛, 生理痛, 不眠, 動悸, 鬱症状, パニック障害... 女性に特有の不定愁訴の殆どが, この冷えによるものと言っても過言ではない位である.

特に, 癌細胞は, 体温が 35 ℃ 位になると最も増殖し易い環境になる, と言われており, 低体温の人は癌に侵され易いとも言えるのである.

Have a nice day!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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