(2002) 「時差ボケ」 解消の神経細胞発見2015/08/19 02:40

この程, 岡山大学の吉井 大志准教授は, 独・ビュルツブルク大学の研究者らと共同で, 体内時計と生活時間のズレで生じる 「時差ボケ」 に関る神経細胞を発見している.

実験では, 時差ボケから 1 日で回復する性質を持つキイロショウジョウバエを用いている.

キイロショウジョウバエには体内時計を担う約 150 個の神経細胞があるが, このうち特定の 14 個が光を受け取り, 時計細胞の全体を光のリズムに合わせてリセットしている事を突き止めたと言う.

時計のリセットには 「クリプトクロム」 と呼ぶ蛋白質が関る事が以前から知られている.

今回の実験を通じて, クリプトクロムはこの 14 個の神経細胞に存在する時に働いて, 体内時計を太陽の周期に合わせている事が明らかになったのである.

吉井准教授は 「時差ボケを防止する新薬などの開発が進む可能性がある」 とコメントしている.

先ずは, この時差ボケ解消が当面の目標だが, 体内時計をリセットすると言うこのクリプトクロムを, 「不眠症」 の治療に応用出来ないものなのだろうか.

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