(2201) 巨大痣の皮膚を再生2016/03/05 03:28

関西医大 (大阪府) や国立循環器病研究センター (同) などのチームは, 生まれつき体に黒褐色の痣がある 「先天性巨大色素性母斑」 について, 痣を切除して高圧処理した後に元の場所に移植する皮膚再生の臨床研究を開始している.

皮膚は表面の薄い膜である表皮と, その下にある真皮で構成される.

この病気は, 真皮の中にメラニン色素を作る母斑細胞が集中し, 大人になると直径 20 センチ以上の痣になる.

チームによると 2 万人に 1 人程度が発症し, 放置すると数 % が悪性黒色腫を発症する.

痣を切除した後に, 皮膚を移植するなどの治療が一般的だが, 体の負担が大きい上に痣が大きいと手術が困難と言う.

今回の計画では, 痣のある皮膚を切除後に高圧処理して母斑細胞を死滅させた上で, 元の場所に移植する.

その後患者の皮膚を培養して作った表皮を被せて皮膚全体を再生させると言う.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (コガモ)

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