(2579) ウイルス予測精度向上2017/03/19 01:27

東京大学の河岡 義裕教授らは, 将来流行する可能性が高いインフルエンザウイルスを作る技術の開発に成功している.

インフルエンザのワクチンは次の冬に流行するウイルスのタイプを予め予測して製造するが, 予測の精度が高まり, ワクチンの効果向上に繋げる事が可能になる.

河岡教授らは, 遺伝子の一部を人為的に変異させ, 様々なウイルスを作製した.

これを流行したウイルスに感染した患者の血液と混ぜ, 血液の中にある抗体が結合出来ないものを選んだ.

ヒトや動物は一度感染したウイルスには抗体が出来て感染し難くなる.

だが, 作製したウイルスは多くの人が持つ抗体が効かなくなっており, 流行する恐れが強い.

インフルエンザワクチンは毎年 2 月, 次の冬に流行しそうな型を予測して製造する.

2 月までに人や動物に見付かったウイルスの中に, この技術で作ったウイルスと同じ型のものがあれば, 流行する可能性が高い事になる.

実際, 2012 年に流行したウイルスから作ったウイルスが, 14 - 15 年の冬に流行した.

河岡教授は 「流行するウイルスを自信を持って予測出来る様になる」 とコメントしている.

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