(4025) 胃癌患者に多い変異判明2020/11/05 01:50

東京大学の油谷 浩幸教授や石川 俊平教授らは, 日本や韓国などの東アジア地域で胃癌患者が多い原因を明らかにしたと言う.

胃癌に関わる遺伝子に, 非アジア人にはない変異があった.

遺伝子を調べる事で, 胃癌になるリスクを推測出来る可能性がある訳である.

研究グループは, アジア人 319 人を含む 531 人の胃癌患者のゲノムを解析し, 親から受け継がれるゲノム配列の個人差がないかを, 詳細に調べた.

日本人の胃癌患者 (243 人) のうち, 18 症例で 「E - カドヘリン」 という遺伝子のアミノ酸が置き換わる違いがあったと言う.

この違いは, 日本人と韓国人に共通していたが, 非アジア人の症例では認められなかったとの事.

E - カドヘリンは遺伝性瀰漫型胃癌の原因遺伝子とされている.

また, アルコールを分解出来ない遺伝子を持つ日本人のうち, 飲酒や喫煙習慣を持つ人程ゲノムに変異が起き, 癌のリスクがある事も指摘している.

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