(4074) 急性腎臓病の慢性化, ATP 不足が原因!2020/12/24 01:48

京都大学の柳田 素子教授らは, 急性の腎障害に陥った後に, 慢性腎臓病に移行し易くなる原因を突き止めたと言う.

生物のエネルギー源である 「アデノシン三リン酸」 (ATP) が十分に供給されない為で, 動物実験で確認されている.

腎臓病の重症化を抑える治療法の開発に繋がるとの由.

急性腎障害は, そのまま重症化する場合と, 回復する場合とがあり, 原因は不明だった.

体内の全 ATP が発光するマウスを作り, 細胞内の ATP の濃度を発光する色の違いから見分けたと言う.

血液を止めて急性の腎障害を起こし, 再び血液を流すまでの時間と ATP 濃度から, 水などを尿から再吸収する組織に障害が起きる様子を調べた.

素早く血液を戻すと ATP 濃度が高まり, 障害が起きた組織は小さかった. 腎臓の温度をセ氏 36 度に保った時より, 同 33 度の低温時の方が ATP の濃度が早く戻った.

ATPの濃度を回復すれば, 慢性の腎臓病が防げると期待される.

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