(1521) iPS 細胞で脳治療2014/04/25 03:33

この程, 京都大学 iPS 細胞研究所の高橋 淳教授らは, 患者自身の細胞から作った iPS 細胞を本人に移植した場合, 免疫による拒絶反応が殆ど起きない事を, サルを使った実験で確認出来たと言う.

また, 実験に使った脳神経については, 拒絶反応の心配をしなくて良いらしい.

iPS 細胞は, 今の移植手術と違って, 他人の細胞や組織を使わなくて済むため, 拒絶反応が起こらないとされていた.

然し, マウスを使った実験では拒絶反応が起きたとの報告があり, 議論になっていたのである.

研究グループは 8 匹のカニクイザルの皮膚などから iPS 細胞を作製. 神経細胞に育て, 4 匹は自らの皮膚から作った細胞を, 残る 4 匹には別のサルの細胞を移植, 免疫反応の違いを調べている.

その結果, 自身の細胞を移植した場合は拒絶反応が殆ど起きなかったと言う.

また, 移植した後の生存数は, 別のサルの細胞を使った時の約 2 倍になった模様.

今回の成果は, 治療応用への弾みになるものと期待され, 高橋教授らは 2 年後にも, 脳の難病のパーキンソン病に iPS 細胞を使う治療を計画していると言う.

Have a nice day!
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