健康小話

一方, 逆回しでお手玉をすると, 「鬱や不安障害の改善に効果がある!」 事が確認されていると言う.

お手玉をする時, 普通, 右利きの人は右手で玉を投げて左手で受ける.

それを, 逆に, 左手から投げて右手で受けるようにするだけで, 脳の司令塔･前頭前野が大きく活性化されるらしい.

某ｸﾘﾆｯｸでは, お手玉のこの効果を鬱や不安障害などの治療に活用している.

半年近く不眠に悩んできた A さんは, お手玉療法によって, 1 週間ほどでよく眠れるようになったと言う.

また, お手玉と同様の動作をする 「ｼﾞｬｸﾞﾘﾝｸﾞ」 が脳に与える影響を調べた海外の研究があるそうだが, 6 週間練習を続けると脳の神経繊維が 6% 増えており, 練習をやめて 4 週間経った後でも, 効果は持続していた由.

お手玉で脳を活性化するには, 逆回しの様に, 敢えて難しい技に挑戦する事がｶｷﾞである様だ.

よく飛ぶ紙飛行機でも, 脳が更に活性化されると言う.

「昔遊び」 が脳の前頭前野周辺を活性化させる強さを調べた科学的な調査で, けん玉以上に活性化ﾊﾟﾜｰの強いものがあったのである.

それが折り紙なのだ.

折り紙は, 手先を使い, 完成形をｲﾒｰｼﾞしながら折るなど, 脳の様々な部位を使って行うため, 脳の活性効果がより高いと考えられる.

そこで, 更に脳の活性化ﾊﾟﾜｰを強めるべく, 番組では, 「紙飛行機」 に挑戦したのである.

紙飛行機の場合, 上手に折るだけでなく, 「如何に長く飛ばすか」 という目的をﾌﾟﾗｽする事によって, より脳が活性化されると言う.

紙飛行機作りの達人に, より長く飛ばすｺﾂを聞いた処, 2 つのﾎﾟｲﾝﾄがあるらしい.

1 つは, 翼の後ろをほんの少しひねる事.

翼の後ろを爪を立てる様にして, ほんの少し上向きに捻るのである. これだけで滞空時間がｸﾞﾝと長くなった.

2 つめのﾎﾟｲﾝﾄは, 真上に投げる様に飛ばす事である.

紙飛行機作りの達人が作った 「ｽｶｲｷﾝｸﾞ」 という紙飛行機は, この 2 つのﾎﾟｲﾝﾄによって, 4 年前, 室内での滞空時間を競う大会で 29.2 秒という世界記録を樹立したと言う.

Have a nice day!
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