(1823) 減塩はスプレータイプの醤油で2015/02/21 01:38

料理研究家の浜田 美里さんは 「1 プッシュの容量が決まっているので、醤油を掛け過ぎる心配がないのが最大の利点」 と, スプレータイプの醤油を勧めていると言う (日経: 金丸 裕子 (ライター) 「暮らしのワンポイント」).

確かにアイディアである. 

私に限らず, 普段の生活で, 時に不便を感じていた人は少なくないに違いない. (以下, 引用)

多くの家庭で食卓に常備している醤油は, 刺し身や冷や奴などに欠かせないが, 塩分が多いだけに使い方に注意している人は多いだろう.

出来るだけ塩分は抑えつつ, 醤油をしっかり生かしたい, そんな人にお勧めの使い方がスプレータイプの醤油であると言う.

また, 10 センチ程度離してスプレーすれば, 少量でも食品全体に醤油の味と香りが均一に行き渡るので, 使い過ぎを防ぐ効果も大きい, と浜田さん.

例えば, 福萬醤油 (福岡市) の容器を使った場合, ワンプッシュで吹き付けられる醤油は 0.1 ミリリットル. 塩分 0.02 グラム相当になる.

厚生労働省によると, にぎり寿司 1 人前に通常のやり方で醤油を付けて食べると, 塩分摂取量は約 4 グラム.

然し, 醤油をスプレーすれば, 10 回掛けたとしても塩分は 0.2 グラムほどで済む計算. 醤油の味わいも十分得られると言う.

更に 「寿司や刺身ばかりでなく, 調理に使うのもお奨め」 と浜田さん.

肉じゃがを作るなら, 先ず煮込み途中に軽くスプレー醤油で味を付ける (2 人分なら 20 回プッシュ). 更に器に盛りつけて食べる前にも 5 回ほどプッシュ.

醤油の量は合わせても 2.5 ミリリットルに止まるが, スプレーで空気に触れ香りが引き立つため, 醤油の味わいをより感じられる.

「煮込みやソテーは調理途中と仕上げの 2 回に分けスプレーする事で, 味わいを高めつつ減塩できる」 (浜田さん) と言う.

この他, 通常はハケで醤油を塗る焼きおにぎりやカルパッチョ, パスタ, チャーハン, サラダ, フライドポテトなどの風味付けにも, スプレー醤油は向いている.

「自分なりのやり方で, 色々試してみて欲しい」 と浜田さんは話している.

以上であるが, 100 円ショップに行けば, スプレータイプの容器は容易に入手出来る.

Have a nice weekend!
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