(1812) カナダの最高裁, 医師の安楽死を容認2015/02/10 02:52

一昨日だったか, 次の様な記事が日経に載っていた.

カナダ連邦最高裁は 6 日, 病気で耐え難い苦痛を強いられ, 治療法がない患者について, 医師の手助けによる安楽死を認める判決を出した.

神経が侵され, 提訴後に死亡した 2 人の女性側が容認を求めていた.

判決は連邦と各州の政府に対し 1 年以内の法制化を命じた.

欧州各国や米国の一部の州は一定の条件下で, 医師が致死量の薬剤を処方し, 患者自身が服用する事を認めているが, 批判も強い.

昨年 11 月, 合法化されている米オレゴン州で, 脳腫瘍で余命の短い 29 歳女性が自ら死を選択し関心を集めたが, 今回の判決で 「死ぬ権利」 を巡る議論が加速しそうだ.

カナダ放送協会 (CBC) などによると, 判事 9 人全員が一致. 判決は 「人生の最期に関する個人の選択は尊重されるべきだ」 と論じた.

1993 年には僅差で違法判断を示していた.

カナダの法律は終末期の患者に対する延命治療の中止や苦痛緩和の措置を認めてきた.

判決は肉体的な病気だけでなく, 精神疾患も含めた.

以上であるが, 本ブログでは, 米オレゴン州の膿腫瘍で自死した 29 歳の女性の件についてもかつて採り上げているが, 私は 「人生の最期に関する個人の選択は尊重されるべきだ」 と言う主張に与する者である.

かと言って, 無条件で自死を推奨している訳では決してないけれども...

Have a nice day!
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