(1984) アルツハイマー病の原因物質を排除2015/08/01 02:44

この程, 大阪大学の高木 淳一教授らは, 脳内の蛋白質がアルツハイマー病の原因物質を捕らえて蓄積を防ぐ仕組みの解明に成功している.

10 枚の羽根を持つプロペラの様な形で真ん中に大きな穴が開いた構造の蛋白質 「sorLA (ソーラ)」 が, 穴の部分に原因物質を閉じ込めて排除していた事が確認出来たと言う.

言うまでもなく, アルツハイマー病は認知症の一種で, 「アミロイドベータ」 という物質が脳内に溜まり, 神経細胞が死滅して発症すると考えられている.

研究チームは sorLA が原因物質の蓄積を防ぐ事を見付け, 詳しい仕組みを調べる研究を進めて来たと言う.

今回, 蛋白質を結晶化し, エックス線を当て, sorLA がアミロイドベータと結合する前と後の立体構造を解明したのである.

今回の成果を足掛かりとして, 一日でも早く, アルツハイマー病の治療薬を開発して欲しいものだ..

本日のカット写真 : 下平 宏氏提供 (カワセミ・ダイヴィングシリーズ)

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