(2641) 肝臓の「線維化」, 遺伝子与え抑制2017/05/20 02:42

肝臓に不要な組織が出来て硬くなり, 肝硬変や癌を引き起こす事もある 「線維化」 を, 特定の遺伝子を投与して抑制する事にマウスで成功したと, 大阪市立大の村上 善基准教授 (肝胆膵内科) らのチームが発表している.

チームによると, これまでは線維化の原因となるウイルス性やアルコール性の肝炎を治療して, 間接的に線維化を改善させており, 直接治療, 予防する方法はないと言う.

村上准教授は 「肝硬変を予防して発癌リスクを避ける他, 既存の薬を使えない重度の肝硬変患者の肝機能改善も期待出来る」 とコメントしている.

線維化は慢性肝疾患の特徴で, 肝臓にコラーゲンなどが蓄積する事で肝機能が低下する.

人工的に肝臓に線維化を起こしたマウスに, マイクロ RNA 29a を 2 週間投与した結果, 投与しない場合に比べて線維が減少した.

安全性や有効性を確かめる医師主導の治験を 3 年以内に始める方針と言う.

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