(2987) 脳内の薬効を 「見える化」2018/04/11 02:22

塩野義製薬は脳の中での薬の働きを 「見える化」 する技術を開発している.

薬が反応する様子を画像化する事で, 動物実験によって高い精度で薬の効果や副作用が確認出来ると言う.

人の臨床試験 (治験) のリスクを減らし, 神経系の新薬開発を効率化出来る新技術にもなり得るとの由.

陽電子放射断層撮影装置 (PET) 用の造影材料となる化合物や, 化合物に反応する受容体を発見したのである.

これにより, 脳や神経の中に薬がどんな様子で蓄積し効果を出すのか, PET によって画像で表示出来る様になる.

動物実験では, 脳神経内で薬が蓄積する様子を 90% 近い精度で表示出来ている.

従来は, 脳や神経に化合物が溜まって行く状況を画像にする事は難しかった様だ.

新技術は, 先ず神経性の痛みの治療薬開発をターゲットに治験を開始している.

将来は, 主に多発性硬化症や脊髄損傷など, 中枢神経の障害による痛みを緩和する薬の開発に繋げる計画と言う.

Have a nice day!
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