(3462) 高齢者, 猛暑 3 日で熱中症リスク2019/07/30 02:19

長い梅雨が明けた途端に 「酷暑」 がやって来たが, 次の様なデータがある.

名古屋工業大などの研究によると, 猛暑が 3 日続くと高齢者が熱中症に罹るリスクが高まる事が判明している.

平田 晃正教授 (医用工学) らの共同研究グループが, 高齢者の熱中症搬送者数の予測モデル式を開発したもので, 気温の推移などを見て水分補給を呼び掛けるなど, 予防啓発への活用が期待されている.

平田教授らは, 東京, 愛知, 大阪 3 都府県を対象に 2013 - 18 年の 6 年間の気温など気象データを活用.

約 800 万点の計算点を持つ人体モデルに膨大なデータを入力し, 体温や発汗量の変化をスーパーコンピューターで計算した.

これらの計算を基に 65 歳以上の高齢者の熱中症搬送者数を予測する数式を開発したもの.

7 - 8 月の 1 日当りの予測結果と, 消防庁統計のともに 6 年間の平均値を比較した処, 3 都府県何れでも 9 割程の高い確率で一致する事が判明した.

更に傾向を分析すると, 一般の成人は当日の暑さが熱中症の直接要因となるのに対し, 高齢者は当日だけよりも前々日からの暑さの蓄積が大きな発症リスクとなることが科学的に証明されたという.

平田教授は 「高齢になると知覚が衰え, 脱水の危険が高まるため」 と考えている由.

平田教授は 「研究の本来の目的は, 搬送者数を減らす事. 対策が取られ, 予測が外れてほしい」 と話し, 研究内容の有効活用を呼び掛けている.

Have a nice day!
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