健康小話

昨日の北朝鮮ﾒﾃﾞｨｱによると, 金 正日朝鮮労働党総書記は, 17 日午前 8 時半, 現地視察の列車の中で死去した. 69 歳だった. 死因は心筋梗塞で, 葬儀は 12 月 28 日に平壌で開かれる.

独裁体制を敷いた最高権力者の死去により, 北朝鮮情勢は重大局面を迎えた事になる. 北東ｱｼﾞｱの安全保障体制に大きな影響を与えるのは必至である.

後継者は三男の金 正恩氏だと言う.

然し, 彼は未だ 28 歳と如何にも若過ぎるし, 父親の場合と異なり, 後継指名を受けてから未だ 1 年余と短く, 後継者としての地位が固まっているとはとても考え難い.

金 正日の時の様に, 権力の継承がｽﾑｰｽﾞに行われるか否かは極めて疑問である.

当面は, 正恩氏を中心に集団指導体制が取られるであろうが, 何れ, 権力掌握に関しての内部抗争が顕在化するであろう.

また, 虐げられ続けた国民の脱北者の急増や, 軍部を初めとするｸｰﾃﾞﾀｰの頻発など, 国家崩壊が徐々に始まって行く様な気がするのである.

2004 年 5 月の, 小泉首相の北朝鮮訪問以降, 歴代の拉致問題担当大臣はどのような努力をしてきたのか?

勿論, 相手あっての事であり, これと言った進展が感じられないのは, 或る意味やむを得ない部分はある.

また, 問題が問題だけに, 秘密裡に水面下で行っている交渉事もあろう.

然し, ﾓﾉには総て裏と表がある. 建前論として, 表の部分が見えていないと言う事は, やはり何も為されていないからであろう.

一向に道筋の見えて来ない拉致問題に, これでは被害に遭った家族は辛い毎日を送っているに違いないのだ.

変化はﾁｬﾝｽなり, と言う事がある. 北朝鮮の今後は混沌としているが, 野田内閣には是非積極的に仕掛けて欲しい処である.

また, 軍の暴走は大いにあり得る事でもある. 米国, 韓国, 中国などと緊密な連携のもと, 内部崩壊が想定される北朝鮮が自暴自棄にならぬ様, 監視を怠らぬ事が肝要である.

Have a nice day!
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はり・きゅう・ﾏｯｻｰｼﾞ トミイ
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