アルツハイマー病の 「脳室」2012/09/03 02:07

この程, 奈良女子大学大学院の渡辺 利雄分子生物学教授と, 同大大学院生の鈴木 麻衣さんとが, アルツハイマー病や白血病との関連が注目されている 「CALM (カルム)」 と言う遺伝子が欠損すると, 脳室が拡大したり, 脳皮質が委縮したりする事を突き止めた, と日経に載っていた.

CALM 遺伝子が働かないマウスを作製すると, 脳室の拡大や, 腦皮質の萎縮が見られ, 通常のマウスよりも小さく, 酷い貧血症状が発現したり, 赤血球の減少や形態異常も見られたとの事である.

渡辺教授によると, 「これらはアルツハイマー病の症状の一つで, 発症の仕組みの解明につながる成果」 としている.

認知症のなかでも, アルツハイマー型は最も多いタイプである.

何故, 歳を取ると, CALM 遺伝子が欠損を起すのか?

そのメカニズムが解明できれば, アルツハイマー病の発症を遅らせたり, 或いは, 治癒したりする事が可能になるかもしれない.

早くそう言った時代が到来して欲しいものである.

Have a nice day!
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