(1988) 癌化リスクのある iPS を除去する手法2015/08/05 02:39

iPS 細胞は, 心臓や網膜など様々な臓器の細胞に分化出来るが, 未分化の細胞を移植すると腫瘍になってしまう問題を抱えている事は周知の事実である.

この程, iPS 細胞の研究試薬を手掛けるリプロセルは SBI ファーマと共同で, 腫瘍の原因となる iPS 細胞を取り除く手法を開発している.

両社は, 醤油や焼酎などに含まれる 「5-アミノレブリン酸 (ALA)」 を未分化の iPS 細胞が取り込む性質を持つ事を発見した.

ALA を取り込んだ iPS 細胞に, 特定の波長の光を当てると細胞が死滅するため, 未分化の iPS 細胞を安全に取り除く事が出来ると言う.

今後, ALA の量や光を当てる時間などの研究を進め, より質の高い iPS 細胞由来の細胞を販売する計画との由.

また, 未分化の iPS 細胞を除去する方法自体で特許を取得し, 使用料収入の確保も目指す考えと言う.

何れにせよ, iPS 細胞が抱えている大きな課題の一つが解決される訳である.

Have a nice day!
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