(3163) 「尊厳死宣言」 広がる2018/10/04 02:23

過日, 日経を眺めていたら, 表題の記事が目にとまった.

私も例外ではないが, 尊厳死を考えている人が増えている様だ.

具体的に如何したら良いのか, 記事は参考になった. (以下引用)

病気が末期状態の終末期に延命治療を望まない意向を公正証書で表明する 「尊厳死宣言」 の件数が, 2018 年 1 - 7 月の 7 カ月間で 978 件に上った事が, 日本公証人連合会の初調査で判明している.

相続対策などの為に遺言の公正証書を作成する際に同時に尊厳死宣言するケースが多いと言う.

公正証書は全国 285 カ所の公証役場で作成, 保管され, 本人の意思を公的に証明する.

尊厳死は法制化されておらず, 尊厳死宣言に法的な拘束力はないが, 公正証書の写し (謄本) を医療機関などに提示すれば意思を尊重して貰い易くなると言う.

同連合会によると, 05 年に公正証書の基本類型 (ひな型) を纏めた書籍に初めて尊厳死宣言の文例が掲載された.

件数が増加傾向とみられた事から 18 年に統計調査の対象に加え今回, 中間集計した.

基本類型の文例では 「現在の医学で不治の状態に陥り, 死期が迫っていると 2 名以上の医師に診断された場合には, 死期を延ばす為だけの延命措置は一切行わないで下さい」 とし, 家族の了承を得ている事, 医師らを訴追対象としないように希望する事などの文言も含まれている.

文例程度の内容であれば公正証書作成の手数料は 1 万数千円程度. 文面は希望に応じて変更も可能と言う.

同連合会の西潟 英策事務局長は 「死後や老後に備える 『終活』 に関心が高まる中, 遺産相続などの遺言とセットで最期の迎え方を検討し, 公正証書で尊厳死宣言する人が多い」 としている.

尊厳死を巡っては, 一般財団法人 「日本尊厳死協会」 (東京・文京) も延命治療を望まない事を表明する 「終末期医療における事前指示書」 (リビングウイル) の普及活動を継続. リビングウイルを作成した会員数は約 11 万人, 新規会員も毎年 6 千人前後に上る.

他に医療機関や介護施設が本人に意思を確認しているケースもある.

同協会の江藤 真佐子事務局次長は 「尊厳死の考えが徐々に定着しつつある」 と歓迎. リビングウイルと公正証書では本人確認やフォロー体制などに違いがあると言い, 「意思表示には様々な方法がある. 個々の要望に応じて選択して欲しい」 と話している.

日本公証人連合会は 10 月 1 日からの 7 日間を 「公証週間」 としており, 期間中は無料で電話相談 (電話03・3502・8239) を受け付けている.

午前 9 時半 - 正午, 午後 1 時 - 同 4 時半までで, 遺言証書や任意後見, 尊厳死宣言などの相談に応じていると言う.

Have a nice day!
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