(3523) アルツハイマー マウスで再現, 病因究明へ2019/09/29 01:56

理化学研究所の西道 隆臣チームリーダーらは, 人の家族性アルツハイマー病を再現出来る実験動物を効率よく作る事に成功している.

最新のゲノム編集技術をマウスに適用し, これまで数年を要していた作製期間を数カ月に短縮出来た事から, アルツハイマー病の仕組みを解明する研究に役立てる事が出来ると言う.

家族性アルツハイマー病の多くの患者は 「プレセニリン」 と言う遺伝子に複数の変異を持っている.

従来の遺伝子組み換え技術を使うと, 狙った遺伝子だけを正確に変える効率が低く, 病気を再現出来る実験用マウスの製作は難しかった由.

西道チームリーダーらは 2016 年に登場した 「塩基編集技術」 と呼ぶ手法に着目し, マウスの受精卵 300 個を使ってプレセニリン遺伝子の変異を実現出来るか如何か試した.

誕生したマウスの遺伝子を調べると, 半数近くで遺伝子変異を再現していたと言う.

アルツハイマー病の患者の脳に蓄積されている蛋白質が, これらのマウスの脳でも増加していた事から, 研究チームは, 病気の状態を正しく再現出来たと判断したのである.

今回の手法をサルなどにも使えないか検討しているとの由.

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