(4926) ストレス耐性関与の物質, マウスの脳から発見2023/04/27 01:42

ストレス耐性に関わる脳内の蛋白質をマウスで発見した, と京都大の内田 周作特定准教授 (神経科学) らのチームが発表している.

ストレスに弱いマウスはこの蛋白質の量が少なかったと言う.

人にも同様の蛋白質があり, チームは 「ストレスが引き金となる鬱病や不安障害の新たな治療法の開発が期待出来る」 としている.

チームによると, ストレスに強いマウスと弱いマウス, それぞれ十数匹で実験. 体格が大きく攻撃的なマウスと 1 日当り 5 分間同じ籠に入れ, 5 日間ストレスを与えた.

その後, 再び攻撃的なマウスと同じ籠に入れると, ストレスに弱いマウスは籠の隅で動かなくなるなど, 人の鬱状態と同様の行動を取った.

脳を調べると, ストレスに強いマウスとは異なり, 特定部位の神経活動が著しく低下. 様々な遺伝子の働きを調節する蛋白質 「Fos」 の量も大きく減少していた.

人為的にこの蛋白質の量を増やすと, ストレスへの耐性を示す様になった.

鬱病患者も脳でこの蛋白質の量が減少していると言う.

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