益戸 育江さん 「鍼灸」 を語る (「医道の日本」 5 月号2010/05/05 21:52

益戸さんは, 1963 年生まれで, 高樹沙耶と称した女優として, またタレントとして多方面で活躍を通じて, オーストラリアの原住民アポリジニやイルカセラピーとの出会いで人生観が変り, 自然食に目覚め, 2008 年から, 本名の増戸育江として, 千葉県館山で地球と共存したライフスタイルを追求している.

そんな益戸さんが鍼灸と出会ったのは, 「どうしても現代社会では以前に生きたくても生きられないし, 過度のストレスが掛かってきてしまうのは避けられない. そういうプラス・マイナスの帳尻を合わせて行くのは, 食とか運動だけでは如何にもならない事がある. そんな時は外からの力も絶対必要だなと感じ」, 鍼治療を受けてみたら 「心地よくて, 治療中に麻酔をかけられた様に眠ってしまう事がよくあり」, そう言う意味で, 自分の身体には 「鍼が非常に良い」 と実感しているのだと言う.

今では疲れが溜まった時に 2 ヶ月に 1 度くらいの頻度で鍼を打って貰っているそうである.

癒しと言うと, 人間は癒される事のみに蕉点を向け勝ちだが, 人間は大量生産・大量消費のシステムで地球を破壊し, 資源を貪って来た訳だから, 先ずは 「地球を癒さなければいけない」.

この様に, 地球や宇宙レベルに立って考えてみると, 1 つの視点だけで物事に切り込んで行っても理解出来ない事が出てくる.

それ故, 患者も医師も, 「西洋医学だけ」 とか 「東洋医学だけ」 とか, 1 つの治療法に拘らず 「癒しとは何か」 と言う視点でお互いが関って行く事が大事なのではないか, と主張している.

今後は, 益戸さんの様な考えに共鳴する人が増え, 益々 「統合医療」 についての考え方が普及して行くのではないかと言う気がするのである.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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