(1473) 生き甲斐とは? - 「何かにときめく事」 (3)2014/03/08 03:20

2. 何事もプラス思考で

現代社会は, ストレス社会とも言われ, 多くの人が心の病に悩んでいる.

若者は勿論の事, 高齢者も, 定年退職で肩書が外れ, 社会的役割を失った事で生き甲斐を失くし, 鬱病になる人が増えている.

特に, ストレスに弱い人ならば, 退職で生活環境が変った処へ, 家族や親しい友人らとの死別などの心理的ショックが重なれば, 何時鬱病になっても不思議ではない.

逆に, 妻にしても, 定年退職で家にいる事が多い夫と毎日, 顔を突き合わせ, 3 度の食事の準備もしなければならない人もいる.

そんな夫の存在がストレスとなり, 心身に変調を来す 「主人在宅ストレス症候群」 を発症する主婦も少なくない.

症状が悪化すれば, 鬱病になるリスクだって, 無いとは言えない.

そうならない為にも, 何事にも前向きに取り組み, 常に 「ポジティブ・シンキング」 を心掛ける事が必要になって来る.

閉じ籠りは, 心の老化を進めるだけ.

仕事を辞めて, 家事は妻任せ, これと言って趣味もなく, 朝からパジャマ姿でテレビばかり見ている様な生活は, 余り感心出来ません.

こんな生活を続けていたら, 直ぐに心身の機能が衰えてしまいます.

健康な人でも 1 日じっと寝ていると, 足の筋力が 1 週目で 20%, 2 週目で 40%, 3 週目で 60% 低下する, とのデータがある.

更に, 身体中の関節がスームーズに動かなくなり, 身体を起そうとすれば血圧が下がって, 眩暈がする 「起立性低血圧」 になると, 座る事や歩く事も出来なくなってしまう.

もっと進めば, 「廃用症候群」 となり, 骨が弱くなるだけでなく, 心臓や肺の機能も低下し, 抑鬱などの精神症状も出て来る様になる.

それを元の状態へ回復させるには, 予想以上に時間がかかるし, そのまま放っておけば, 「寝たきり」 になる怖れも出て来る事になる.

本日のカット写真 : 氷に覆われたスロベニア地方

Have a nice weekend!
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